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花の郷 滝谷 第18回 『俳句大賞』入選作品
田中 美月(女) 橿原市 七十七歳
成戸 愛子(女) 生駒市 八十四歳
佐々木 経子(女) 伊賀市 七十三歳
仁科 早苗(女) 八尾市 七十三歳
堀 凡天(男) 生駒市 九十歳
和田 柏忠(男) 伊賀市 七十二歳
- ■老鶯の声の真下を風通る
- 和田 芙美(伊賀市 女・七十歳)
- ■?(おばしま)を越へて室生の初つばめ
- 寺西 美代子(柏原市 女・七十歳)
- ■一握のわらび供へし塞の神
- 保田 芳子(柏原市 女・六十九歳)
- ■名に恥ぢぬ霓裳羽衣(げいしょううい)の花菖蒲
- 井上 眞千子(桜井市 女・八十歳)
- ■蝌蚪の群動かぬことも生きること
- 桐本 明美(名張市 女・五十九歳)
- ■滝谷に朝の雨情や花菖蒲
- 吉田 寿美子(奈良市 女)
- ■すいれんのつぼみが今にも開きそう
- 岡本 優月(御所市 女・十歳)
- ■うしがえる夕暮れ時を知らせてる
- 岡本 桜菜(御所市 女・九歳)
- ■ものうげに過ぎる水車や濃紫陽花
- 森井 冨美栄(伊賀市 女・九十三歳)
- ■うたた寝の夢は青春額の花
- 藤井 睦子(生駒市 女・七十二歳)
《選者 燕の会・一粒俳句会》
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